2015年11月26日木曜日

ニューヨーク大学矯正コース ~日本橋・人形町・水天宮前・茅場町・月島・江東区・墨田区・台東区・江戸川区近く ひとりひとりに、きちんとフィットする矯正治療はメープル矯正歯科~

メープル矯正歯科の山口です。

すでに一年くらい経ちましたが、昨年の11/20~11/25までニューヨークで、ニューヨーク大学の短期矯正コースを受講しました。2年コースの最終講義でした。

今までは講義中心だったり、コルチコトミー(顎の骨に外科的に切れ目を入れて、歯を早く動かす手法)の実習だったりでした。
最終日の内容は矯正治療に関する講義と自分の症例(2症例)の発表でした。

初日と2日目は講義でした。講師はニュージャージー州で開業しているエプスタイン先生で、小児矯正から成人矯正までの幅広い講義でした。
3日目と4日目はそれぞれ受講生各自の症例発表でした。久々の症例発表で膝の震えがとまりませんでした。でもなんとか無事終了しました。


無事にニューヨーク大学の卒業証書ももらい、卒業となりました。



症例発表に加えて、論文も提出しなければなりませんでした。今回は、裏側矯正(インコグニート)のメカニズムについてまとめました。症例発表の論文はいろいろと発表しましたが、症例発表以外の論文は、北海道大学の大学院以来でした。少々、寝不足の日々が続きました。

無事に卒業でき、ホッとしています。






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メープル矯正歯科

2015年11月24日火曜日

上顎前突を子供のうちに治すメリット                                                             〜日本橋・人形町・水天宮前・茅場町・月島・江東区・墨田区・台東区・江戸 川区近く ひとりひとりに、きちんとフィットする矯正治療はメープル矯正歯科〜

メープル矯正歯科の山口です。


前回は上顎前突(出っ歯)の原因や弊害について書きました。下顎前突(反対咬合、受け口)同様、見た目だけの弊害ではなく、開口による口腔内乾燥からくる唾液の自浄効果低下、そしてそこからつながる齲蝕(虫歯)、歯周病リスクまでご紹介しました。また、前歯で噛めないことからくる大臼歯(奥歯)にかかる負担リスクについてはなかなか知られていない問題かもしれません。


今回はこれに対して子供のうちに治療することのメリットについて少し書いてみようと思います。

上顎前突の原因の一つ、舌癖からくる場合をまず考えてみましょう。舌の力により上顎前突になっている場合は、たとえ歯並びを治しても舌癖自体を改善しなくてはまた元の状態に戻ってしまいます(後戻り)。できる限り早い段階に治療した方が、原因となっている「癖」を一緒に改善していくことが出来ます。これは指しゃぶりによる上顎前突にも言えることですが、変な癖が身体に染み付く前に改善していきたいですね。












次に骨格性の上顎前突に関してです。上顎と下顎の骨のサイズの違いや位置のずれによるものです。これに関してはヘッドギアなど様々なアプローチがありますが、キーになっているのは骨の成長がまだ止まっていないという点です。子供のうちに治療を開始できれば、成長の進み具合を手助け(骨の成長を促したり、逆に抑制したり)して、上下のアンバランスを整えながら歯並びを改善していくことが出来ます。大人になって骨の成長が止まってしまっている場合、顎の成長を促しながらの治療が出来なくなってしまい、外科的なアプローチや抜歯が必要になるケースが増えてきます。



もちろん大人の上顎前突治療は必ずしも外科手術が必要になるわけではありませんが、今回は子供のうちに上顎前突の矯正治療を受けるメリットを簡単にご紹介しました。その患者さんにとってベストなタイミングで矯正治療を提供出来ればと考えています。
















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2015年11月20日金曜日

見えない裏側矯正は虫歯になりやすい?                                                            〜日本橋・人形町・水天宮前・茅場町・月島・江東区・墨田区・台東区・江戸 川区近く ひとりひとりに、きちんとフィットする矯正治療はメープル矯正歯科〜   

メープル矯正歯科の山口です。

日本橋という場所柄、見えない裏側矯正(舌側矯正)、マウスピース矯正などの問い合わせを受けることが多々あります。裏側矯正に関しては特に表側矯正(唇側)と違いインターネット上にネガティブな情報が出ていることもあります。

そんな中よく受ける質問の一つ、裏側矯正は齲蝕(虫歯)になりやすいのか?ということに関してお伝えしようと思います。




矯正治療中に齲蝕(虫歯)になってしまうと、場合によっては矯正装置を一度外して、虫歯治療を行ってから再度矯正装置を付けるということも出てきてしまいます。そのため、裏側矯正だけでなく、表側矯正も矯正治療中には丁寧なブラッシングがとても大切になります。



裏側矯正の齲蝕(虫歯)のリスクというのは、物理的にブラッシングしづらいということからきている心配かと思います。確かに裏側矯正は直接目で見ることが出来ず、表側と比べると難しさはあり、プラーク(歯垢)の沈着やプラークによる歯肉炎(歯茎の腫れ)になりますので、注意は必要です。





しかし、一概に裏側矯正の方が虫歯になりやすいかというと実はそうとも限りません。それは唾液による自浄効果と呼ばれる細菌の増殖を抑える効果がある点です。また表側に比べて空気に触れにくいということからも細菌の増殖が表側ほど早くないという点も考えられます。


ただ、先に書いたように表側矯正にしても裏側矯正にしてもブラッシングは不可欠です。そのため専用のブラシ(頭の小さい歯ブラシ、歯間ブラシ)を準備することや、ブラッシング指導(歯科衛生士による歯磨き指導)を必要とします。また、そもそも矯正治療を受けるという時点で叢生(デコボコ、乱ぐい歯、八重歯)など歯並びに問題があり、歯ブラシが届きにくい部位がある方がほとんどです。そのため、歯列が綺麗になることで、歯磨きがしやすい環境となり、矯正治療後の齲蝕リスクが軽減されます。




矯正治療を終えられた患者さんには歯並びと噛み合わせが改善されたということで喜んでいただけますが、実はその後の歯を健康に維持しやすい状態になるということも忘れてはいけません。結果、虫歯や歯周病を予防し、歯の寿命を延ばすことになります。


少し話がずれましたが、裏側矯正ということだけで虫歯の可能性が上がるということは言い切れないと思います。それは唾液による自浄効果も期待できるからです。ただ、表側矯正でも裏側矯正でも矯正治療中のブラッシングは丁寧にやる必要性があります。特に、唾液の自浄作用があっても装置の周りに歯石が付きやすいことがあり、それがまた磨き残しをプラーク(歯垢)の沈着を誘発してしまうことになります。しかし、また、矯正治療を受けて歯並びの改善がなされると、ブラッシングがしやすくなるというメリットも見逃せないポイントです。

何か気になることがあればいつでもお問い合わせ頂ければと思います。















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2015年11月2日月曜日

上顎前突(口唇閉鎖不全による口呼吸)                      〜日本橋・人形町・水天宮前・茅場町・月島・江東区・墨田区・台東区・江戸 川区近く ひとりひとりに、きちんとフィットする矯正治療はメープル矯正歯科〜

メープル矯正歯科の山口です。

今日は上顎前突(出っ歯)について少し書いて見ようと思います。

上顎前突とは言葉の通り、上あごが前に出ている状態を指します。「出っ歯」という表現の方がなじみ深いと思いますが、実は単に上顎前歯が前に出ているだけとも限らないのが上顎前突です。

まずその原因から見てみましょう。

①舌癖による上顎前突 舌癖というのは、文字通り舌の癖のことです。舌が外に出ようとする力が強い場合、舌の力によって前歯が前に出てしまうということがあります。空き歯の方に多くみられるもので、歯と歯の間に舌が入り込もうとして、だんだんに歯を押し出していきます。



②指しゃぶりなどの習慣による上顎前突 舌癖のように一見弱い力でも歯は動いていきます。指しゃぶりが永久歯に生え替わるころまで続いている方など、比較的上顎前突になりやすいといわれています。指しゃぶりだけでなく、上顎前突の原因を探っていくと爪を噛む癖があったということもあります。



③骨格性による上顎前突 中には骨格性の上顎前突というものもあります。上あごが極端に大きい場合や、あるいは下あごが極端に小さい場合もあります。上下の顎の前後関係のずれにより上顎前突になっているという症例も中にはあります。



このように原因は様々です。そのうえでどういった弊害が起こり得るかを見てみましょう。

①見た目 矯正治療を受けたい理由として一番多いのではないでしょうか。子供の場合だと、これが原因でいじめにあってしまうという話もよく耳にします。

②怪我のリスク 二つ目が怪我のリスクです。スポーツをされている場合、唇を切ってしまうだけでなく、場合によっては歯が折れてしまうという報告もあります。

③虫歯や歯周病のリスク 上顎前突になると口を閉じることが難しくなります(下顎前突の場合も含む)。口唇閉鎖不全と呼びますが、口呼吸が習慣になってきます。口呼吸の場合、口腔内が常に渇いた状態になります。唾液には細菌の増殖を抑える働きがあり、乾燥した状態になるとその唾液による自浄効果が下がり、齲蝕(虫歯)や歯周病のリスクへとつながってきてしまいます。



④大臼歯への負担 前歯が噛み合っていない状態が続くと、食事の際に「噛み切る」機能を大臼歯(奥歯)で代用するようになります。大臼歯への負担が長く続くと歯がすり減ってきてしまったり、大臼歯で食べ物を噛み切ろうとして、本来の顎の動きではない動きを続けてしまい、顎関節に悪影響を与えることも出てきます。




3つ目と4つ目のデメリットはあまり知られていないかもしれませんが、とても大切なポイントになります。

ひとえに「出っ歯」といってもこの様に原因も弊害も様々です。今回書いたこと以外でも患者さんそれぞれの状態は全く違ってきますので、気になる方は一度矯正専門医に相談してみてください。







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